きっと役立つ!旅行のトリビア集
きっと役立つ!旅行のトリビア集
このページでは私がいろんなところに旅行に行った経験を生かして,便利だなぁ~と思ったことや,
ちょっとでも料金が安くなる裏ワザみたいなことを紹介したいと思います。
あまり役に立たないかもしれませんが,へぇ~と思っていただけたら幸いです。
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No.1 区間分割で乗車券を安く買う方法
No.1 区間分割で乗車券を安く買う方法
「区間を分割して乗車券を買う」というのは,その名のとおり出発駅から途中駅までの乗車券と,
途中駅から到着駅までの乗車券を分けて買うというものです。
長距離の移動の際には500円程度お得になるときもあります。
例えば,鹿児島中央から博多までの乗車券を買うとき,普通ならば「鹿児島中央→福岡市内」という1枚の
乗車券になります。(博多駅は福岡市内の駅なので券面には福岡市内と表示されます。)
しかし,途中駅の熊本で分割して買うと,「鹿児島中央→熊本」と「熊本→福岡市内」という2枚の乗車券に
なります。きっぷは2枚になっていますが,結局は「鹿児島中央→福岡市内」の乗車券と同じということになります。
この方法を使って必ずしも安くなるとは限りません。逆に割高になってしまうことのほうが多いので十分注意してください。
それではやり方を説明したいと思います。まず,交通新聞社やJTBから発行されている時刻表を用意してください。
インターネットの運賃検索でも構いませんが,時刻表のほうが情報を集めやすいので便利だと思います。
そしてそれらを使って,列車に乗る区間の営業キロ・運賃計算キロを計算し,最後のほうのページにある運賃表を
参考に運賃を計算します。(計算のしかたは時刻表を参照してください。)
次に,途中駅で分割して運賃を計算してみます。
(分割する駅はだいたい乗る区間の真ん中あたりの駅にすればいいと思います。)
どうでしょうか?たいていの場合は通しで買う場合の運賃より高くなってしまうと思います。安くなっていたら
運がいいです…高くなってしまう場合は分割する駅を変えて何回か試してみてください。どこかで運賃が安くなる
分割駅があると思います。ただし,列車に乗る区間があまり近い距離だと,そういう駅がない場合もありますし,
長距離の場合でもないことがあります。見つけるコツはあるのですが,文章ではとても説明しきれません。
数学的には線形計画法らしきものを使用する考えのようです。数学が苦手なのでよくわかりませんが…
ではいくつか例を出してみます。
鹿児島中央→博多(肥薩線経由)
分割駅 |
営業キロ |
運賃 |
なし |
321.8 km |
5880円 |
加治木 |
24.2 km+297.6 km |
450円+5360円=5810円 |
大野下 |
235.9 km+85.9 km |
4200円+1600円=5800円 |
大阪→名古屋(東海道本線経由)
分割駅 |
営業キロ |
運賃 |
なし |
190.4 km |
3260円 |
石山 |
57.3 km+133.1 km |
950円+2210=3160円 |
長岡京 |
32.7 km+157.7 km |
540円+2520円=3060円 |
たった2つですみません。結構めんどくさい計算なので…
この例では100~200円ぐらいしか安くなりませんでしたが,ペットボトル1本分ですからいいと思います!!
(特に貧乏旅行ばっかりしている学生である私たちにとってはありがたいもんです…)
下の「大阪→名古屋」の例を見てください。大阪・東京近郊の電車特定区間内だけを利用する乗車券は他の地区よりも
乗車券が安くなるという特例があります。長岡京駅は大阪の電車特定区間に入っているので,大阪→長岡京の運賃が
他の地区より30円安くなっています。たかが30円ですが,安くなったのは事実です。他の区間ならもっと安くなるかも
しれませんので,できるだけ電車特定区間内での分割を考えたほうがいいと思います。
わかりにくい説明ですみませんでした…みなさんの旅行にちょっとでも役に立てればうれしいです。
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